長野県立こども病院に入院中のお子さんの家族が宿泊できる滞在施設、「たんぽぽのおうち」を見学しに、豊科を訪れました。
長野県立こども病院は、平成5年に開設されて現在160床以上。
白く輝く北アルプスの連なりが美しく、赤い屋根が青空に浮き出ていて、まるでスイスのような景観です。
その敷地内に5部屋ある平屋建てのハウスが、「たんぽぽのおうち」です。
以前から同病院の患者専用のハウスを運営していたNPO法人あずみのファミリーハウスが、旧ハウスが寒くて病院から遠いのが患者家族に負担になるために知事に直訴して、県の予算で平成14年に建てられました。
バリアフリーのエントランスは、優しい色調ですっきりしています。
利用率は90%以上で、約半数が長野県外の在住の方です。
和室が4室、洋室が1室、1人一日1700円で宿泊できます。
こたつがあって、ほっとしますね。
やっぱり信州は深々と冷えます。
廊下の突き当たりは、パブリックスペースのリビングダイニングキッチン。
調理場とダイニングテーブルは2家族分あり、共有に使えます。
家具、カーテン、ソファ、壁紙すべての色がバランスよく統一されていて、心が和みます。
ここたんぽぽのおうちは、病院との連携がよくとれていて、マネージメントもしっかりしており、とても勉強になりました。
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