NHK番組より
男女の違いについて
興味深かったことを ご紹介します。
少し前、「話を聞かない男、地図を読めない女」の
本が話題になりました。
実際にそうなのか、調べてみた研究では
男性は 空間能力に優れ、
女性は 言葉を話す能力に優れていました。
例えば、宝探しを男女にしてもらうゲームをする場合、
北へ30メートル、西へ 15メートルのように
方位と距離だけを伝えた時は
男性のほうが 間違えた数が少なく、
周りにあるもの、例えば 三日月型の茂み、大きな木
のように目印を頼りに見つける場合には
女性の間違いのほうが 少なかったそうです。
知能検査IQテストでも、同じ点数同士の男女では
脳の使われている部位は、男性は 空間ネットワークを使い、
女性は 言葉を話すときに使う ブローカ野のネットワークで考えていて
男女に違いが ありました。
今 アメリカでは その男女の違いを活かす研究が進んでいます。
全米500校には 男女別のクラスがあり
その1つ、フロリダの公立小学校では 4年生から
共学クラスと別に、男女別クラスを作って
選べるようにしています。
そこでは 先生の接し方も異なります。
男子クラスでは、本を読む時には
寝そべったり 自由にさせて、 皆が集中できるようにしたり、
何かをさせたい時には、
あえて命令口調で言って、競わせて やる気を引き出します。
女子のクラスは 方法が違います。
女の子は、あえて競わせることはしません。
変わりに、特にペアを組んで 助け合うことを
大切にしています。
企業でも 似たような取り組みがあります。
働きやすいのは、
男性は 1つの事に集中させて 優先順位をつける方法、
女性は 複数のことをしながら、決断をするやり方。
何か提案をしたい時、
相手が男性の場合には
なるべく偉い人を出席させて 自信を持って結論を 1つ提示しますが、
女性への提案の時には、
1つのことを強制されるのは 嫌いな傾向があるので
プロセスを大事にして
実際の担当者を出席させて 相手に理解を示し 選択肢を出すと スムーズにいくそうです。
以上のような内容でした。
数百年前からの生活様式の影響があるのですが、面白いですね。
子ども達への言葉のかけ方にも
ちょっと応用できるかも しれません。
よろしかったら、ちょっと 試してみてください♪