刈羽村の皆さんがKOBEに来て下さいました

!(2009年1月16日ー18日)

阪神・淡路大震災の日から14年。一昨年に大きな地震(中越沖
地震)に見舞われました新潟県刈羽村から5名の皆様がKOBE
にお越し下さいました。地震直後から関わらせていただいており
ますNVNAD、被災地NGO恊働センター、レスキューストックヤード
の3団体でお迎えいたしました。
 16日は神戸の夜景をお楽しみ頂いたあと、NVNADのメンバーと歓迎会。日頃からメールやお電話でお話させていただいておりますが、なかなか刈羽村にお邪魔することができずにおりました。でも、会えば懐かしい気持ちで一杯になり、話がとぎれることなく、大いに盛り上がって楽しい食事とお酒がすすみました。

 17日は一転して、厳粛な気持ちで、まずは東遊園地に向かいました。5時46分には黙祷を捧げ、引き続き、恊働センターさんを訪問させていただきました。観音様に向き合い被災された皆様への思いが深まる時間を過ごさせていただきました。昼間は、人と防災未来センターを訪問。中越地震で被災されました川口町木沢集落の皆さんとの交流の場にも出ていただきました(別記事参照)。夕方は、二手に分かれました。お二人は、竹下景子さんによる詩の朗読会に参加され、レスキューストックヤードさんの計らいで、竹下さんからもあたたかいお言葉を直接頂くことができました。3人の方々は、宝塚NPOセンターの催しに招いていただき、”それぞれの1.17”をじっくりと聴いて下さいました。また、中越沖地震の時のことも重ねて話していただき、参加された皆様と交流を深めました。

あっという間のKOBEでしたが、帰りには、「私たちもつらいと思って
きたが、KOBEにはこんなにたくさんのつらい思いをした方々がいらっ
しゃる。そして頑張っておられる。頑張ろうと思いました」と感想を述
べて下さり、「他では決して味わえない思い出深い旅になった。
ほんと〜に良かった。」「懐かしい顔に会えて本当に嬉しかった」
「こうしてKOBEでご一緒していることが不思議」と口々に仰っておりました。そして「何か別れるのが寂しいのぅ」と口々に仰りながら、大阪空港から飛び立たれました。こうした言葉を直接聴く機会に恵まれましたのは、同行させていただきましたNVNADのメンバーですが、恊働センターさん、レスキューストックヤードさん、そして、多くのボランティアさんへのお言葉です。皆さんのご協力がなければ実現しない話でした。どうもありがとうございました。そして何よりまだまだ大変な状況の中、KOBEに来て下さいました刈羽の皆様、どうもありがとうございました!!

今後ともNVNADでは、刈羽村の皆さんと交流を続けていきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。