福井県「食」と「農」・ソーシャルビジネスの現場へ視察ツァー

(%エンピツ%)事務局長のお出かけ日記(%笑う女%)

(%赤点%)2月6,7日の2日間、大阪NPOセンター主催ソーシャルビジネスネットワーキング「分野別セミナー」に参加し、福井県に行ってきました。

(%黄点%)大阪NPOセンターの堀野さんのコーディネートで、昨年9月に福井県NPOセンターの会計入門講座に講師として出向いた折りに、福井のNPOの活発な様子を知り、
刺激を受けて帰ったのですが、今回その福井県のユニークな取り組みの現場を視察できると知り、参加したのです。

(%赤点%)福井県は、お米の産地ですが、あまり知られていないのが現状です。また、農家の担い手の問題など、全国的な課題がある中、福井県三国町や池田町など、4つの取組の現場を廻りました。

(%青点%)最初は、複数の農家が出資し、地元の野菜にこだわったファームビレッジ さんさん(有機野菜レストラン)の取組です。※最初の写真が、レストラン内の販売コーナー

(%とんかち%)(%ひよこ%)地元のお米や野菜を、バイキングのレストランでメニューとして出しながら、地元野菜として全国に販売展開しているのが評判を呼び、全国から視察を受けているそうです。

(%笑う男%)代表のかたが、「地産地消では、先細り。うちは多くの人に知ってもらう知産知消をめざしています。」という言葉が印象的でした。

(%とんかち%)(%ひよこ%)次は、三国町の取組です。中心市街地「三國湊きたまえ通り」の古い町並みを保存しながら、まちづくり再活性に取り組むNPO法人三國湊魅力づくりプロジェクトの代表山崎さんに話を伺いました。

(%緑点%)名勝「東尋坊」の周辺の松林の保全運動「緑のリレープロジェクト」も、官民協働で取り組んでいます。

(%ひよこ%)山崎さんの牧場にも行ってきました。お連れ合いの洋子さんは、農家の嫁としての地位向上をめざす「NPO田舎のヒロインネットワーク」の理事長で、全国や、今では海外からも注目されるようになり、講演依頼で引っ張りだこの有名人です。

(%ハート%)(%ニコ男%)(%笑う女%) ご夫婦そろって、まちづくり活性の活動家だなぁと感心しました。

(%晴れ%)(%ひよこ%)3つ目は、池田町の取組です。「環境パートナー池田」代表の長谷川さんに案内していただきました。

池田町は3500人ほどの小さい村ですが、全国から視察に来るというすごい町です。
それは、地域資源循環システムにあります。牛舎から出る糞と家庭ゴミを合わせて、「土魂壌(どこんじょう)」という堆肥ブランドをつくり、全国販売を展開。
※写真3つ目が、その堆肥です。

(%左足%)(%右足%)お昼にあわせて、池田町の渓流温泉“冠荘”に会場を移し、池田町の資源循環の仕組みを、地元の食材で作った手づくり弁当をいただきながら伺いました。

(%緑点%)(%ニコ女%)(%ニヤ女%)池田町の資源循環も驚きですが、地元の農家のお母さんたちが、手づくり弁当の中身をていねいに紹介してくださった暖かいおもてなしの気持ちに感激しました。

(%ニコ女%)(%音符2%)こんな池田町の農家のお母さんたちは、福井市の巨大スーパーの一角にあるアンテナショップ「こっぽい屋」の売り子さんでもあります。
産地直売店として、福井市でも大変人気があるそうです。

(%音符2%)(%ひよこ%)最後に、越前市の農家民泊の「ロハス越前」の取組です。
立上げは、「今立型エコ・グリーンツーリズム推進協議会」として設立、今立市と武生市が合併し越前市となったのを機に、市から独立して「ロハス越前」と名称変更しました。

(%ニコ女%)事務局長の田中さんは、古くからある農家を説得しながら、7つの農家のグリーン・ツーリズムを実現。20の農家のグリーン・ツーリズムを目標に頑張っているそうです。

(%CD%)4つの現場を視察しながら、どの現場の人たちも、とてもいきいきと楽しそうに活動を紹介してくださり、自然を堪能されているなぁと感心した2日間でした。

箕面の自然も、今一度見直してみようと思います(%ハート%)