美術ワークショップin大河原小学校①

今日は宮城県中南部にある大河原町立大河原小学校の2年生155人を対象とした美術ワークショップを行います。
大河原町は「一目千本桜」という桜の名所で知られており、小学校にピンクの毛糸で冬に桜を咲かせよう、というのが今日のワークショップの内容です。
朝5時半に家を出発し、途中で「まちとアート研究員」の大沼祐太郎くんを乗せ、一路、大河原へ。
7時に到着すると、太陽がまだまだ東の空をのぼってくるところです。

4階の音楽室のベランダから準備をする大沼くん。
昨日は一睡もしていないとか。お疲れ様です。

係りの2年生のみなさんが毛糸を取りに来ました。
今回は受け入れ先の大河原小学校2年5組担当の大宮先生が、実に詳細に段取りをしてくださっており、もう私が行かなくてもワークショップ成立するんじゃないかというほどです。

こちらが最初のクラス1組さんですね〜
午前中は4時間使って、だいたい1クラスずつが校庭へ出、4階のベランダと2階のベランダとをピンクの毛糸で結びます。
すでに事前に毛糸の結び方も練習してマスターしているとのこと。
まずは私が毛糸でどんなことをやっているかをパネルで紹介した後、今日何をなぜつくるかを説明。その後、私と大宮先生、大沼くんの3人で一通り作業をやってみせます。
毛糸を投げる係りが2階から毛糸を投げ、校庭ではそのパートナーが毛糸を拾い上げ、4階から大沼くんが投げた毛糸に結びます。毛糸を結び終えると2階のパートナーに合図を送り、毛糸をひっぱって、いい具合にベランダに結びます。
この一連の動作を1クラス30人ほどが手分けして行います。

「わぁー!!」
2階から投げ込まれた毛糸が校庭に着地。歓声が上がります。
ワークショップスタートです!

(つづく)