Nプロジェクト〜とがび卒業の大学生による「生徒が主役になれる授業」レポート

櫻ヶ岡中学校の中平です。先日、戸倉上山田中学校を卒業した都内大学生からレポートが届きました。題して「教育原理〜生徒が主役になれる授業」。
この学生は、2002年「五感でアート」という選択美術を選択し、記念すべき第一回暗闇美術館 
http://www.shinmai.co.jp/photo/200302/03022401.htm
を受講しています。
翌2003年には、とがびの発端となった「光の美術館」
http://www.shinmai.co.jp/photo/200310/03100601.htm

で作品を出品しています。さらに2004年第一回とがびプロジェクトには、高校生作家として独自の作品を出品しました。まさに、とがびが始まる黎明期に美術と触れ合っている学生です。その学生が、昨年末久しぶりに会いに来て、いろいろとインタビューをしてくれました。その記録と、本人の考察が短くまとめられており、とても興味深い内容になっています。

「中学生と言うやるべきときに、やるべきことができたと思います。」
「生徒が主役になり、自分のやりたいことができる授業、私にとってそれが選択美術の授業であった。」
「自分の中にやってやろうという気持ちがある限り、与えられたことをこなしている感覚はないものだ。たとて、中学生であっても、自分で選択したことにはきちんと責任は持てる。」
「選択美術の時間は生徒一人一人を主役にしてくれる授業だった。そのことを生徒自身が感じ取っているからこそ、美術が苦手な生徒も選択していたのだろう。」

生き生きとした言葉が目に入ってきて、私自身励まされた思いです。
これからも、授業がんばります!