そして「松本オムニバス」の最後を飾るパフォーマンスは、「カフラス」前で繰り広げられました。
まずはKATHYによるものすごくインパクトのあるパフォーマンス。
「ボレロ」にあわせ、金髪で黒いストッキングで覆面したふたりが観客をゲット。おなじように黒いストッキングを顔にかぶせ、金髪をかぶらせて「捕虜」にしていきます。
「捕虜」になった観客はなぜか待ち構えていた金髪・黒ストッキング仮面の言う通りに動いてしまいます。
恐ろしいですね〜。
そもそもこのKATHYというのは、「KAHTYという強大な力」につき動かされ、その指令によって動いているそうなので、みんなコントロールされてしまうんですね〜
私もつかまっていたら、きっと言うとおりに動いてしまっていたに違いありません。恐ろしいことです。ものすごいインパクトでした。
「ボレロ」が終わるとともにかき消すようにいなくなったKAHTYにかわって、カフラス奥から現れたのは白い布をまとった学生さんたち。
かつて松本は養蚕が盛んで、現在カフラスとして営業しているここも絹の下着工場として動いていたとか。白い布はそのシルクをイメージしたものでしょうか。
(つづく)