山野良一著(光文社)より
*ひとり親家庭の貧困率は日本は先進国第1位である
就業率はイギリス40%・イタリア70%・アメリカ70%・日本83%
*家族関連社会支出の対GDP割合はOECD26カ国で日本は23位
*貧困の連鎖 生活保護家庭の72,6%は世帯主の学歴が中卒か高校中退
*教員の83%が「家庭の経済力の差が子どもの学力に影響していると感じている
*児童養護施設職員配置数は76年から30年間変化なし
小学生6人に職員1人だが職員の休日などを考慮すると実際には10〜13人に1人
アメリカなど先進国では児童1人に職員1人
*アメリカでは1909年に脱施設宣言、現在では70〜80%が里親に育てられ
残りはグループホーム
*母子世帯の生活保護率 1985年22,5%→2005年13,1%
*格差を改善せず弱者を置き去りにすることからいつの時代にも
虐待や暴力は始まる。
人々が平等で社会資源や支援の十分あるところで
子どもが虐待されることは稀である
<ふきのとうは雪ノ下から顔を出します>