八幡堀のS老人。
「雨の日も、雪の日も、毎朝お堀のゴミ拾い」
を、映像で表現するには、「雪の日の作業風景」は不可欠。
というわけで、近江八幡のまちを雪が覆ったこの日、極寒の中での早朝撮影。
Sさんが防寒着を着込み、自宅を出て、新雪を踏みしめる足音。
夜明けのお堀端にくっきり残る足跡。
澄み切った空気が映像に写り込みます。
ひとつだけ問題が…。
バッテリーは、低温に弱いんです。
気温が下がりすぎると、化学反応が鈍り、電気を起こさなくなってしまいます。
スペアを人肌で温め、頻繁にバッテリーを取り替えながらの撮影でした。