中1年Y君への承認の言葉〜キャリア教育授業

きのうは キャリア教育授業の教育ボランティアとして
中学校1年生の授業に 参加をしました。

生徒さんは 6人グループになっていて
そこへ 大人のスピーカーが一人20分ずつ入って
それぞれの仕事の話をする授業です。

今回 初めて グループが3つで、大人が4人でしたので
1度 待ち時間が20分ありました。
70代後半の男性Aさんは 立ったまま 大きな声で1年生に熱く
こんなことを 語りかけていらっしゃいました。

「みんな 人に信用をされる人になるんだよ。
それにはね、3つの事を大事にしてほしい。

1つはね、人にうそをつかない。
 (顔を見合わせて、ちょっと下を向く生徒も)
2つめは、その仕事のプロになること。
3つめは、人が嫌がることでも ちゃんとやること。いいかい。」

「それから 一緒に仕事をする人と いいコミュニケーションができないと
1+1=2だけど、実際には 半分の仕事もできないんだよ。
でも、いいコミュニケーションができたら
1+1=・・。」
その時、聞いていた Y君は
「5!」 と言いました。

「そうだ!!Y君のその発想は すごい!!
今企業の中で 1番重要なのは その発想なんだよ。
いや〜驚いたな〜。
Y君、君はね 将来大物になるよ。
僕がね、今 ここでそう言ったことを よく覚えておきなさい。
すごい!!Y君、ぼくは 君の将来を期待しているからね。」

そう言われたのです。
一言だけの「5!」の言葉ですが
Aさんは 気持ちも高揚して 心から力強い I メッセージを送ったのです。
素晴らしい承認ですね。 Y君もとっても嬉しそうでした。
その一言は きっと ずっとY君の心に残ることでしょう。
将来のY君に 私も 一緒に期待したいと思います。

ひと言を聞いて、大人が怒ることで こどもはすべてを否定されるように 
感じることもあります。
でも・・
ひと言を聞いて、大人がほめることで こどもは自分を丸ごと受け入れてもらったと 
感じるような「言葉」があることを Aさんは教えてくださいました。

あなたは Aさんの言葉を どう思いましたか?

学校からの帰り道、空の雲間に 綺麗な虹が見えました(写真)・・綺麗♪
どうぞ 愛の言葉ある 週末をお過ごし下さい。