さくらびレポート218〜廃材アート2009開幕!作品解説をしました

櫻ヶ岡中学校の中平です。戸倉上山田中学校はバンタン研究所とのファッションコラボで燃えていますが、櫻ヶ岡中学校も廃材アートで燃えています。
さて、今日から28日まで長野市リフレッシュプラザで「廃材アート2009」が開幕しました。早朝から何人ものお客さんでにぎわい、美術部員全員で作品鑑賞と作品解説を行いました。作品解説を全く知らない人に行うことは、初めての生徒ばかり。まずは、部内で練習をして、本番に臨みました。始めは恥ずかしがっていた生徒たちも、自分がやらないと!と追い詰められますと、思った以上にしゃべることができるものです。次から次へと会話がはずみます。それもそのはず、2ヶ月間積もりに積もったエピソードや秘話がたくさんあるからです。この経験が美術を通した可能性を感じられたらいいと思います。

一年生の展示スペースは、会議室をお借りしています。ちょっと照明を暗くして独特の雰囲気を作っています。テーマは「お城のアレコレ」。お城の中の部屋と言うコンセプトです。一年生は、作品の横にいすをおいてお客さんの質問に答えるよう準備していました。「予想もしない反応が返ってきました!」と新鮮な感想を言っていました。一年生は次の活動が期待できます。

今回の展示の目玉は、科学部の生徒が協力して完成した、「月の周りをまわるUFO」。センサーなどを使い、軌道を感じ取りながら動きます。この動きがなかなか人間くさくて良い。悩みながらというか、はずれながらというか、よろよろ進み、時々道を外れますが、また帰ってくるのです。この動きに来られたお客さんは目をはなせない状態になります。科学部のみなさん、ありがとうございました。

廃材アート2009
2月28日土曜日まで。長野市リフレッシュプラザにて。