この週末 家族との時間の中で感じたこと。
来年20歳になる娘のもとには 今成人式の着物の宣伝用チラシが
毎日届きます。勧誘の電話もかかります。
「おかあさん、どうするの〜?」と お友達が着物を買った話も聞いて
娘も 気になっている様子でした。
ずっと桐の衣装箱にしまっていた 私が成人式で来た着物。
これを 娘に着て欲しいと ずっと思っていました。
でも、手入れを怠っていたので 内心心配でした。
同居のおばあちゃんと、娘と私が 3人が家にいたこの日。
私の着物が入った衣装箱を開ける瞬間は どきどきしました。
お願い そのままの姿を見せて・・と祈る思いで。
桐の衣装箱から取り出した着物と小物には
親の愛情が たくさん詰まっていました。
あれこれ考えて 用意して入れてくれたことがわかります。
それを忘れて ほったらかしにしていた自分。
今頃ですが あらためて、両親に有難うございますの気持ちです。
私が着た成人式の振袖は
ちょっとの汗じみと 長い袖下に少し色あせはあったものの
十分着れる状態と 確認ができました。
娘の肩にのせてみて、何て可愛いのでしょう!
感無量でした。
洋服世代の私だけでは 着物のことは、わかりません。
おばあちゃんがいてくれたからこそ、着物はもう1度
たくさん アドバイスをもらいながら
袖を通す機会を もてることになりました。
おばあちゃん 有難うございます。
親から子へ
もっと 教わっておくこと、ないかな?そう思いました。
もう1つ、日曜日 法事で親戚が集まった時のことです。
叔父が 1枚の写真を見せてくれました。
それは、私が生まれ育った昔の古い家の前で
若い頃の叔父一家の七五三の記念写真です。
65歳になる叔父は、そんな小さい頃の家族写真を
胸ポケットに入れていたんですね。
叔父の思い、そして
自分が生まれ育った家の写真がとっても懐かしく
弟や母や親戚みんなが 1枚の写真から
たくさんの事を思い出して 笑顔と会話が広がる時間になりました。
写真を もっと大切にしよう、整理しよう そう思いました。
叔父さん 有難うございます。
自分が 過ぎ行く時間と 豊かさや便利さの中にいて
ついつい簡単に通り過ぎていたことの中に
もっと 家族にとって大事なことがあることに
気づいた 週末のひと時になりました。
あなたは 何を受け取り、これから
子どもに何を伝えていきたいと思われましたか?
家族とのたくさんの言葉の中で♪