今年は、「労働×貧困」をテーマに開催されます。非正規—「過労死か貧困か」という悲惨な現状と課題を一緒に考える取組みです。

■ とき:2009年3月28日(土) 10:00〜16:30
■ ところ:神田一橋中学校(東京・神保町)
■ 主催:反貧困ネットワーク

<開催主旨>
今年の「反貧困フェスタ」のテーマは“労働”です。増大する非正規労働者、横行する「派遣切り」、長時間労働を課される正社員たち。「働くこと」が壊されていく…労働の崩壊は目を覆うものがあります。加えて今回の大不況では、40万とも100万とも言われる非正規労働者が職を失うと言われており、その波は正社員や新卒者にも及んでいます。
忙しくて仕事が終わらない正規と、働いても生活できない非正規—「過労死か貧困か」という惨状の中で、「あいつは楽しんでいる」「あいつは守られすぎている」という“労労対立”が作られてもいます。「自分だけは生き残りたい」…しかし、このままで本当にそんなことが可能になるでしょうか。
働く者が生き生きと働き、生活できる社会とはどのようなものなのか。私たちが直面している現実と課題はどんなもので、それをどのように乗り越えることができるのか。さまざまな働き方をするみなさんと一緒に考えてみたいと思います。

反貧困ネットワーク
http://www.k5.dion.ne.jp/~hinky/
反貧困ネットワークの本
『反貧困の学校』
宇都宮健児×湯浅誠編、1500円、2008.10発行:明石書店
2008年3月に開催された「反貧困フェスタ2008」が本になっています。