中学生の気持ちとお母さんの気持ち〜

思春期の時期の子ども達の気持ちは
揺れ動いています。
息子さんB君の気持ちを あるお母さんは こう話してくれました。

家に息子さんの友達が遊びに来たときに 用事があって
いつもように「B君、ままが取ってくるね。」と
友達の前で言ったんです。

そうしたら、別の日に
「『B君』て、友達の前で呼ばないで!
それに (自分のことを)『ママ』もやめてくれ!」
そう言われました。

「そして、お友達が来てからも、お友達から 聞こえない所で
『B君って 呼ばなかった?言わないでよ。』と 確認されたことがあります。
「お母さん」の時も同じようでした。

私が思うに、学校でお友達と話をしている時に自分や他のお友達が
「ママが・・・・」、「お前、〜君ってまだ呼ばれているの」
とか話の中で、誰かに冷やかされたりした、
または冷やかされているのを見たんだと思います。」
(う〜ん、そういう年頃ですね)

「友達と話している時の顔が 家での彼とは 違うんです。

一方で、学校の個人面談で 担任の先生からは
『B君は 1学期に比べて ずいぶん成長しました。
まじめに 勉強しています。』と 言われました。

そして 家で友達と関わっているB君は
友達に何か教えてあげたり 素直に「そうか〜」と楽しんでいる様子。

お母さんが毎日見ているB君の姿と、
先生や友達が見ているB君の姿は B君の違う面をみている・・・
だとしたら、
「私が見ているのは、B君のほんの一部かもしれない」 
お母さんは そう 気がつきました。
ならば、言いたい事はいっぱいあるけれど
注意ばかり言うのは やめようかな、と 思いました。

その時間の積み重ねがあって B君は だんだんいい面が出てきています。

それは 思春期のこどもを持つ母親として お母さんが
「今日は早かったね」「寒かったね。」と
ちょくちょく 言葉をかけながら (承認ですね)
つかず離れずの距離を保って、(←ここ、思春期のポイントですね)

「学校では 子どもなりに がんばっているんだから、
家では ほっとできる場にして だらだらしててもいいよ〜、という気持ちを
持っていてもらいたい。」
そう思う お母さんの愛情の中で
B君の成長があるように わたしは思いました。
受容する(今を受け入れてあげる)ですね♪

この体験から 何か気づくことは ありますか?
いつも 今を大事にして♪
今日から できることを1つづつ やっていきましょうね。