櫻ヶ岡中学校の中平です。先日紹介させていただいた生徒作品「HOTほっとプロジェクト」。この作品は実はもう一個作品があり、二つで完結します。もう一つは、西側の階段下スペースに作られた「おでん屋」です。大きな「おでん」と描かれた真っ赤な暖簾をくぐると、湯気を出すおでんが置いてあり、生徒が笑顔で迎えてくれます。おでんを見ると、どこからどう見てもおでんなのです!!におい、見た目、あたたかそうな湯気、全てがどう見ても、「おでん」。菜箸で汁をかき混ぜ、具に触れてみても、やっぱり、おでん。
「本物のおでんだ・・」と思っていると、生徒がこう言います。「これ、全部作ったんです」
作った?ってどういうことだろう・・・?と驚いていると、「このこんぶは黒いガムテープです」と教えてくれます。え?では、「この大根は?」「これは、スライムです」驚いてもう一度尋ねます。「でも、スライムって、どろそろしてるでしょ。これは何で固まっているの?」「それは、スライムは水のなかに入れておくと形が崩れないってことを発見したんです」
恐るべし中学生。中学生を甘く見てはいけない。中学生は、はまると、大人よりすごいのです。その行動力と徹底力。いろいろな面で感動的な時間を過ごしました。