さくらびレポート246〜体育感プロジェクト 生徒作品紹介⑥「ボンドでアート」

櫻ヶ岡中学校の中平です。体育感を照らさNIGHTアートプロジェクトでの生徒作品紹介の第6回目です。
「ボンドでアート」を紹介します。このグループは、講座が始まった最初から、のりやボンドを使った張りぼての作品に挑戦していました。そして、作品コンセプトとしては、見た人を驚かせるということだったと思います。例えば「七瀬まるごと美術館」では、窓ガラスから身体半分が飛び出たトナカイを作りました。
今回は、今までの学習とつながった作品となりました。フライパンや鍋の中に本物そっくりのカレーや目玉焼きがあります。色使いやつや、輪郭線の曲線が本物そっくりです。体育館に鍋やフライパンが突然置かれ、コップからは色とりどりのジュースが零れ落ちようとしています。20世紀の現代美術によるちょっと大き目の日常を描き出した作品などにみられる「少しのずれ」というものが作品の中にあるように感じました。