2009年3月31日をもちまして「あすみん」の指定管理者を終了いたしました

〜ごあいさつ〜
あすみんの指定管理者の交代に伴い皆様に感謝申し上げます。
理事長 濱砂圭子

 社会の変化に伴い、指定管理者制度は生まれました。市民の暮らし向上と新たな公の創出に向けて実働してきた交流センターが「あすみん」です。
NPOふくおかは14名の理事、1名の監事、1名の職員からなる中間支援組織です。私たちは「あすみん」の設立当初、NPOとボランティア団体の連合体「すすす」の契約主体として受託事業を3年半勤め、その後指定管理者として3年間の管理運営に携わらせて頂きました。
 指導者も参考事例もない中で、ゼロからのスタートを切りました。現在では11名いるスタッフも、最初は開館時間が長いこともあり、なかなか定着しなかったり、思わぬ来館者に慌てふためいたり、時には警察を呼ぶこともあったり、公設民営のセンターでは誠心誠意運営していくだけでは難しい、想像を超える出来事もたくさんありました。
 問題が起きる度にスタッフと話し合い、理事会を開き、来館者の人たちに相談をし、年に1回は他都市の施設を視察に出かけ、全国レベルの事業企画やそこで学んだノウハウと理事会の知恵を限りなく注ぎ込んできました。おかげさまで毎年開かれている評価委員会では高得点を2年連続して頂くことができました。(下記参照)
来館者も20万人を突破し、昨年の「あすみん祭り」には700人もの動員実績ができました。スタッフも来館者の方々との良好な関係作りもでき、事業企画も運営も進んで出来るところまで成長しました。NPO・ボランティア交流センターをNPOとして、全身全霊で管理運営に情熱を注ぎ込んできた私たちに悔いはありません。これまでご支援いただいた利用者のみなさま、本当にありがとうございました。

これからも(特活)NPOふくおかは、福岡の中間支援組織として、あすみんの経験も活かし引き続きソーシャル・ビジネス、コミュニティ・ビジネス支援、NPOマネージメントや協働に関する講座・研修、支援センターコンサルティングなどに取り組んで参ります。
今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

◇あすみ評価委員会の点数は下記のとおりです。
【平成18年度】標準:250点 獲得点数:352点 満点:500点
【平成19年度】標準:200点 獲得点数:292点 満点:336点
※平成19年度は評価委員会が1名欠席、及び達成評価基準の8項目については、満点が4点から2点に変わったため、18年度より満点の点数及び標準の点数が少なくなっています。