藁積みボランティアでセルフビルド体験!

こんにちは、事務局の馬場です。『ゆるゆるスローなべてるの家』を読まれた方も、これからの方も、カフェスローの藁積み、珪藻土塗り、参加したかったけど、しそびれてしまったなあーというみなさんにもうれしいお知らせデス。

現在、北海道・浦河「べてるの家」の販売事業拠点「4丁目ぶらぶらざ」がストローベイルカフェとしてリニューアル中。ついに4月中旬から藁積み作業がはじまります。

お近くの方、地球の日「アースデイ」のすごし方を決めかねているみなさん、GWをスローにすごしたいみなさん、めったにないセルフビルド体験の機会です。ご参加ください。

===(転送歓迎)===

ストローベイルカフェ「ぶらぶら」
藁積みボランティア募集のお知らせ

このたび、北海道・浦河町の大通りにある『4丁目ぶらぶらざ』は改装を行うことになり、カフェ「ぶらぶら」としてリニューアルオープンし、社会福祉法人浦河べてるの家が地域や就労活動の拠点として活用することになりました。

4丁目ぶらぶらざ 
べてるの家 

カフェ『ぶらぶら』は、浦河町大通り商店街に位置し、日高昆布商品の販売、ワークショップの運営、有機無農薬コーヒーや軽食をつうじて、地域に根ざした新たなつながりを生み出してゆくことが考えられます。

現在、基礎工事が進行中ですが、この改装には藁と土をメインの素材とするという、環境的にも画期的な試みをしています。これを起点として、町の人や、障がい者や、お年寄り、その家族、環境活動に興味がある方などが、自由に集える場にしてゆきたいと思っています。

工事にはたくさん人手がかかります。そして人手をかけたほうがいいと思っています。その連帯感がべてるにあたらしい風を呼び込むことになると思うからです。
4月17日から、いよいよ藁積みの作業が始まります。つきましては、職人さんや私たちと一緒に、この作業をしてくださるボランティアの方々を募集したいと思います。

みなさんに是非協力をお願いしたいとおもっています。つくりあげてゆく実感を是非共有してください。土塗りを含め、日程等は以下を予定しています。手の空いた日の一日だけのご参加でも結構です。是非ご協力ください。

2008年4月吉日

呼びかけ人:4丁目ぶらぶらざ改築実行委員会 代表・早坂潔
 :設計監理・大岩剛一

協 力:スローデザイン研究会( http://www.slowdesign.net )
 :ナマケモノ倶楽部 ( http://www.sloth.gr.jp )
 :(有)カフェスロー(http://www.cafeslow.com)

■場 所:北海道浦河郡浦河町大通り4丁目
■日 程:2009年4月17日(金)〜 5月1日(金)
*参加人数、作業能率、天候次第で上記日程が短縮されたり、延長されたりする可能性があります。
■費 用:交通費・宿泊などの経費は、大変恐縮ですが自己負担でお願いいたします。

簡単な昼食(おにぎり)のみ、こちらで用意させていただきます。近辺には宿泊施設もあります。
■服 装:動きやすく、汚れてもかまわない服装でおいで下さい。
■連絡先:べてるの家・池松 ikemacyu@hotmail.com
 tel 0146-22-5612 or 090-3392-1901

ご連絡いただけましたら地図、交通手段、近辺の宿泊施設の情報などについてお知らせいたします。

<<ストローベイルとは・・・>>
ストローとは藁のこと。ベイルとは梱包されたものという意味があります。つまり、ストローベイルとは藁を圧縮・梱包した藁ブロックのこと。
この藁のブロックを積み、上から土を塗った家をストローベイル・ハウスといいます。

19世紀後半にアメリカで生まれ、およそ20年前から環境に負荷を与えない建築として世界中で注目を集めるにいたりました。

<<ストローベイルの長所>>
高度な断熱材(夏は涼しく冬は暖かい)、調湿性、遮音性を有します。曲線を自由に生かせる造形的面白さも魅力です。
また、誰でも手作業でつくることができ、子供から大人までみんなで協力して作業することで、人と人とのつながりが生まれます。

<<何故、ストローベイル?>>
ストローベイル・ハウスは北米で生まれ育ったものですが、藁はもともと日本でも身近な素材として活用されてきました。もう一度、私たちの住文化の中に藁という素材を取り入れ直すという意味もあります。
稲藁は1年草で農業の副産物、危険な化学物質とも無縁です。そしていつか土に還り、新たな生命を育む、環境循環型の素材です。

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