文マネ講座のこと

お外はすっかり春模様。桜もキレイに咲いてます。仕事なんかしているヒマはない!(※冗談です)

文マネ講座も、はやくも折り返し地点にさしかかろうかとしています。3月の講座では杉本家住宅へうかがいました。京都では居住空間である町家を公開されていることも多くあります。そんな時はプライベートな空間を見せていただいているのだという意識も必要です。私も会が主催する見学会などには参加しているものの、マナーをきちんと身につけていなかったと反省することがあります。畳の縁や敷居は踏まない、団体で見学する際には一人でウロウロしない、むやみに置いてある物をさわらない…などなど。考えてみれば、普通のことかもしれないけど、気をつけないといけないですね。また、荷物は最小限に。知らずに壁をこすってしまうことがありますので、冬場の厚手の上着にも注意。

三上皓造先生の「寺社建築」の講義で、私は「波連子(なみれんじ)」という名前を覚えました。欄間に波形の連子が等間隔に嵌められています。波形が美しいですね。

東福寺へは、徒歩数分で行けるので、時々ぶらっと散歩します。あの大きな三門を見るにつけ、職人の技のすごさに感動せずにはいられません。そして、木を大切に使い、守ってきた日本人の知恵にも。百年、千年たっても人に感動を与え続ける仕事ってなかなかないですよね。そんなことを思いながら、今日もまた仕事、仕事…(とほほ)