ひととき、人の心を楽しませ、散る様もまた美しい桜。
自然であることの尊さが胸に染みます。

写真は、京阪藤森駅近くの桜です。4月5日に「京町家まちづくり調査」に初めて参加しました。京都の町を歩いての調査は、これからの季節は特に気持ちがいいと思います。ご興味のある方は<京都市景観・まちづくりセンター>ホームページをご覧ください。

町家調査は専門調査員、一般調査員、調査事務局の4人一組で行われます。私はシートへの記入を担当しました。スタッフの方がテキパキと指示してくださり、また、一緒にまわった方も数回調査に参加されている方で、いろいろお話しながら楽しく調査することができました。

藤森地区の私たちの班が調べたところは戦後に建て替えられた家も多く、改修中のところもありました。それでも、昔ながらの町家が数軒が並んで残っていると風情があります。いろいろな事情があって、町家が消失しているのですが、建物のこと、景観のこと、少しでも知っていただいて、歴史ある建物が次代に受け継がれるよう、京都市ではこのような取り組みがされています。