ひとり芝居「天の魚」(『苦海浄土』原作)東京大学公演のお誘い

『苦海浄土』原作のひとり芝居「天の魚」の公演が、2009年5月13日(水)から15日(金)にかけて東京大学駒場キャンパス内でありますのでご案内します。

「天の魚」について(「不知火グループ」より)
「天の魚」は、故・砂田明さんが『苦海浄土』に触発され、その一章を仮面劇としたものです。砂田さんは亡くなられるまで全国各地で計556回も「天の魚」を演じられました。今回は砂田さんの弟子の川島宏知さんによる「天の魚」を公演します。
本公演の演出は、砂田版「天の魚」の演出をされた岡村春彦さんにお願いしました。また、(石牟礼道子さんに当たる)“あねさん”の声役は、砂田エミ子さんにお願いする予定です。私たちはこの公演を川島さんが今後「天の魚」をもって全国行脚する際の門出
となるよう準備しています。
入場は無料です(カンパをお願いする場合あり)。18時スタートです。
なお、毎日の芝居後には一時間のアフタートークを行ない、ゲストとして加藤登紀子さんなどがお越しくださいます。みなさん、是非ともお越しください。

■ 日程: 2009年5月13日(水)〜15日(金)
■ 時間: 17時30分開場、18時00分〜20時30分
 (芝居は1時間20分を予定、休憩10分を挟んでアフター・トークを1時間予定)
 *整理券を16時45分から配布
 (整理券はあくまで入場時の混乱を防ぐために配ります)
・座席数: 200席(予定)+立ち見
 (車椅子等でのご入場、可能にする予定。詳細はお尋ねください)。
・会場: 東京大学駒場キャンパス 駒場小空間(多目的ホール)
・入場料: 無料(会場にてカンパをお願いする場合あり)
■ アフタートーク・スケジュール:
5月13日(水)
 アフタートーク: 加藤登紀子(歌手)×最首悟(元東京大学教養学部助手)
 テーマ: 『苦海浄土』と東京大学 二つの“1969”
 *加藤登紀子さんの歌あり
5月14日(木)
 アフタートーク:
 立岩真也(発題、社会学者)×鬼頭秀一(応答、環境倫理学/科学技術社会論)
 テーマ: “1969”から考え継ぐ
5月15日(金)
 アフタートーク: 今福龍太(文化人類学者)×星埜守之(仏文学者)
 テーマ: 石牟礼道子文学と群島-世界論
■ 企画・運営: 「不知火グループ」
 Homepage: http://www.geocities.jp/saishjuku/tennoio
E-mail: saishjuku@yahoo.co.jp(送信時は@を半角に直してください)
TEL: 090-9971-6642 (世話人 丹波博紀)
 制作: 東京不知火座