北海道岩見沢市から「IWAMIZAWA90°」を運営する遠藤さんをお迎えしました。
1年ほど前でしょうか、お電話をいただいて、「門脇篤まちとアート研究所」について教えてほしいと言われ、ひとりで適当にやっているというようなことを伝えたと思うのですが、その後どういうわけか覚えていてくださったようで、今年の9月に岩見沢を舞台に行われる「ZAWORLD(ザワールド)」に参加することになりました。

仙台の裏路地のようなところを案内して歩きながらいろいろ現在進んでいる企画についてうかがいました。
岩見沢やその周辺地域と連携したアート制作・展示・レジデンスを行う「ZAWORLD」は副題が「いわみざわをアートでジャック!」。まちと関わりながりながら制作・展示をする作品の公募「まちいっぱいアート展」とともに、8月22日から9月23日までの約1か月間にわたって行われます。

遠藤さんは自身、絵を描いていたそうなのですが、展覧会の企画を行った経験や札幌の女性ギャラリーオーナーと知り合ってその意気にふれたことなどから、プロデュースの方に関心が向き、岩見沢の中心市街地にある空き店舗を利用し、昨年5月から北海道教育大の学生さんたちと「IWAMIZAWA90°」を運営。ギャラリースペースや最近ではカフェやショップを展開するほか、商店街アーケードの200本近い柱をピンクに塗る「ペイントホリデー」などを展開し、まちにアートで新風を吹き込んでいます。
私は今のところ、このペイントホリデーの続編として、ピンクの毛糸でアーケード街を彩る「毛糸ホリデー」(仮称)で参加しようと思っています。
「ZAWORLD」には、映像作家の大木裕之さんもドキュメントを撮りに来るとのことで、実に楽しみな企画になりそうです!
どうぞご期待ください!

門脇篤