幸福の黄色いお城@みやぎ古川・四季彩通り

幸福の黄色いポスト4周年記念 四季彩通り商店街×東鳴子ゆめ会議
「幸福の黄色いお城」

宮城県大崎市古川・四季彩通り商店街
2009年5月21〜25日※制作期間含む
https://www.voluntary.jp/post/

フライヤー  

アーティスト門脇篤が吉野作造ポケットパークに
黄色いお城をつくります! 制作参加者随時募集中!

四季彩通り商店街企画
黄色いハンカチ60枚に願いごと募集!!
5月10日より受付

主催:四季彩通り商店街振興組合
 特定非営利法人東鳴子ゆめ会議
企画制作:門脇篤まちとアート研究所
助成:大崎ふるさとづくり基金(申請中)

四季彩通り商店街の「幸福の黄色い郵便ポスト」4周年記念を祝って、「60枚の黄色いハンカチ」と、「幸福の黄色いお城」の制作が行われます。
「60枚の黄色いハンカチ」は四季彩通り商店街振興組合の企画で、黄色いポスト4周年とともに、「丸ポスト」の生誕60周年を祝って、60枚の黄色いハンカチを用意。願いごとを書いてもらい、ポケットパークに掲揚します。
「幸福の黄色いお城」は、アーティスト門脇篤が黄色い「箱」をたくさん積み上げてつくります。これは東鳴子ゆめ会議より黄色いポスト4周年のはなむけとして四季彩通り商店街へ贈られるもので、昨年の「幸福の黄色い毛糸」に引き続き、大崎エリアをアートで結ぶ「りくとうアートライン2009」の一企画として行われます。
吉野作造ポケットパークで公開制作を行い、プラダンの「箱」を使って、中に入ってくつろげる「お城」が誕生します!

●門脇篤と「コミュニティアート城」 http://www.kadowakiart.com
まちとアートをテーマに活動を行っている門脇篤は、プロセスを重視するコミュニティアートの面白さを分かりやすくプレゼンテーションする複合的な「作品」として、今年から「コミュニティアート城」というプロジェクトをスタートさせました。
古川でつくられた「お城」は会期後解体され、北海道岩見沢市や千葉県船橋市などでつくられる「お城」の一部となり、その活動は一冊の「絵本」としてまとめられる予定です。

●四季彩通りと「幸福の黄色いポスト」
古川は宮城県北部の中心地。しかし最近、商店街はあまり元気がありません。そこで2005年、四季彩通り商店街振興組合の木村信一朗理事長は、「明るく幸せになるようなイメージを商店街から発信できないか」と考え、吉野作造の生家跡・吉野作造ポケットパークに「幸福の黄色い郵便ポスト」を設置することを思いつきました。
黄色いポストが立つとそのうわさを聞きつけ、愛知県西尾市の抹茶色の丸ポストをはじめ、たくさんの方たちとの交流が始まったと言います。
黄色いポストの隣・幸福十番館には、売店「はっぴぃ」もオープン。「幸福の黄色いソフトクリーム」や「多幸(たこ)焼き」の他、各種黄色いポストグッズも充実しています。
木村理事長と古川のみなさんはこの他、少年時代の思い出をもとに、まちを流れる緒絶川に流した無数の笹舟でレースを行う「全国笹舟大会」を実現させるなど、「こんなことできたらいいね」を本当にかたちにしてきました。それら可能にさせたのは、このまちに住む人たちの「おもしろいもの」「幸福」に対する情熱と感度です。
今年秋には西尾市との交流から生まれた「四季彩通りおかみさん会」主催による地域の文化事業「斎藤吾朗展」が大崎市民ギャラリー緒絶の館で開催されます。

●「りくとうアートライン2009」 https://www.voluntary.jp/goten2006/
古くからの湯治場として知られる宮城県北部の温泉地・東鳴子温泉。ここで2003年、「湯治文化」を現代によみがえらせ、「垣根をこえたまちづくり」を目ざす東鳴子ゆめ会議の活動は始まりました。やがて常に垣根をこえていく運動体としての「アート」と出会い、地域の価値をアートで再発見し、地域を結んでいく実験的な試みを繰り返して今に至っています。
「りくとうアートライン」は、そうした取り組みの中でも大崎エリアをアートで結ぶ試みで、今年は岩出山、古川、加美、色麻エリアとの連携事業を予定しています。

お問合せ:
◆四季彩通り商店街振興組合
 〒989-6165 宮城県大崎市古川十日街7-7
 ℡0229-23-0300 shikisai@tiara.ocn.ne.jp

◆門脇篤まちとアート研究所
 〒980-0812 宮城県仙台市青葉区片平1-3-2-504
 ℡070-5621-2301 info@kadowakiart.com