【食】に関わるアートプロジェクト始動!

今年の外浜まつりでは、2つのアートプロジェクトが展開します。

その1つ「食」をテーマにしたプロジェクトがスタートしました。岡山の5名のアーティストさんたちが中心に進めます。一つ前の記事にある「食のグループさんたち」とはこの方々のことです。
【チームメンバー:田野智子、真部剛一、三宅航太郎、湯月洋二、丹正和臣(敬称略)】

まずは、5月17、18日に西ノ島に来ていただき、町歩きです。一口に「食」といっても幅広い。ですが実行委員会としては、あえてそれ以上限定せずに、アーティストが地元で発見するもの、人との出会いから生まれるものを丁寧に掘り起こしていくことからスタートして頂きました。
17日は、町内の元教員の安達さん宅で畑や花、蜂の巣箱や、烏骨鶏等を見せて頂きながら自給自足についてお話をうかがうことが出来ました。

翌18日午前中には、地元で食育の活動をしておられる平木さん、塚本さんをお招きして、活動のお話をうかがいました。

地元食材の旬や、保存方法、自宅のご様子とともに、島の伝統行事食が廃れつつあることへの危機感からその継承を模索していること等、興味深い時間でした。また平木さんとアーティストの丹正さんは、実は昨年の外浜まつりで既に顔見知りで再会を喜ぶ一幕もありました。

午後には、松新副委員の台所をかりて、フェリー出港直前まで地元食材の実験料理を作りました。「食」チームのみなさんはものすごいバイタリティーです。
「食」をきかっけとして、それがどうアートプロジェクトに発展していくのか、大いに期待したくなる2日間でした。
(岡田)