標記のシンポジウムの案内がきています。東京派遣村だけでなく、全国各地の派遣村の取組みの報告もあります。開催主旨にある、「この社会の一員として、この社会の衰退と先細りを、これ以上黙って見過ごすことはできない」と考えている皆さん! ご参加下さい。
<開催主旨>
東京・日比谷公園で行われた「年越し派遣村」が示したのは“生存すら危うくなった労働者”の姿でした。それは、家族と一緒におせち料理を食べるという牧歌的・伝統的な日本の正月イメージに、日本社会はここまで来てしまっているという現実を対置しました。
その後、全国津々浦々で同様の取組みが行われ、“生存すら危うくなった労働者”は、もはやあらゆる地域・学校・職場に、私たちのすぐ隣にいることを明らかにしました。
都市部の労働者の背景には、地方の貧困がある。ワーキング・プアの前後には、貧困状態で暮らす子どもや高齢者がいる。それもまた、覆い隠しようのないことになっています。
目を背け続けることは、もう限界です。ごまかそうとする人たちには、もうガマンできません。私たちは、この社会の一員として、この社会の衰退と先細りを、これ以上黙って見過ごすことはできない。
各地の派遣村的な取り組みの中から、この社会を立て直すためのどのような課題が見えてきたのか、全国各地の取り組みを踏まえて、考えてみたいと思います。
●日 時:6月28日(日)13:30
●場 所:浅草「すみだリバーサイドホール」
●内 容
○派遣村からの提言「派遣村的活動の到達点と改革試案」
湯浅誠さん(東京派遣村・村長)
○シンポジウム
コーディネーター:新里宏二さん(宮城・弁護士)
パネラー:藤田孝典さん(埼玉・NPO法人ほっとポット)
関根秀一郎さん(東京派遣村・派遣ユニオン)
森弘典さん(愛知・弁護士)
○各地の取り組み、元村民からの報告
●主 催:派遣村全国シンポジウム実行委員会
●連絡・申込先:〒116-0014 東京都荒川区東日暮里1−36−10
派遣村実行委員会気付
電話 03−3801−4867
FAX 03−6458−3670
メールアドレス hakenmura@mail.goo.ne.jp
*詳しくは、下記HPをご覧下さい
http://d.hatena.ne.jp/hanhinkon/