昨年9月からの金融危機、そして世界同時不況。
これらが多くの失業者を生み、決算期の3月の自殺者の増加に
つながるのでは?と心配されていました。

4月末の警察庁の発表では、3月の自殺者数は3,060人、
昨年3月の2,939人を121人(5%)上回りました。
2月に比べると、581人(23%)の増加です。

これを府県別に見てみますと、3ケタの自殺者がいて、多いのは
①東京(263人)②大阪(200人)③埼玉(175人)④愛知(157人)
⑤神奈川(156人)⑥千葉(139人)⑦北海道(132人)⑧福岡(102人)の順です。

昨年と比べて、北海道、福岡は減りましたが、
神奈川(16%)、埼玉(15%)、大阪(10%)は2ケタの増加率となっています。

1998年以来連続11年間、自殺者は年3万人をこえてきました。
これは月平均で2,500人。

今年1月から3月の自殺者数の合計はすでに8,198人、月平均2,733人です。
ちなみに日本の自殺率は経済先進国中第1位、米国の2倍、英国の3倍です。

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