不登校サポートサロン・親の会を開設します

不登校の子を持ち悩んでいる保護者はあちこちにいるはずですが
互いがどこにいるか見えないので孤立しているのではないでしょうか?

小学生では約300人に1人、中学生では30人に1人位と言われていますが
年間30日以上の欠席という基準があるため保健室登校や行事だけ出席して
何とか年間29日以内に抑えれば不登校にはなりません

小学生なら担任がきめ細かく対応してギリギリセーフも可能かもしれません
中学生だと反抗期でもあり先生も受験指導など忙しく
一挙に不登校が増えてしますのかもしれません

いずれにしても不登校は成長期の子どもにとって
学校で学ぶ権利も友達と遊ぶ権利も保障されていない状態で
危険からの緊急避難的な選択肢としては有効ですが
決して望ましい健全な環境とは言えません

過剰な登校刺激は子どものストレスになるから
「しばらく様子を見ましょう」と相談先から言われることもあるようですが
専門家からは1年以上は長すぎるという指摘もあります

子どもでも大人でも社会から断絶されて1年も過ぎれば
誰でも自分は皆から忘れられてしまった存在だとか
誰からも必要とされていないのではないかなどと
気分は落ち込んでいくのではないでしょうか

現在引きこもりやニートの人の半数近くが子どもの頃に
いじめられたり人間関係で躓いたり不登校の経験があるそうです

国は若い人が働かず税金を払わなければ先行世代の年金制度が破綻すると
危機感を高め、引きこもりやニート対策に取り組み始めたようですが
もっと早めに不登校の問題に対応すべきではないでしょうか

バラバラで孤立している保護者が同じ立場同士で
語り合えたり、格好つけずに愚痴がこぼせ合えたら
どんなに心が楽になり解放されるでしょう

保護者の気分が変われば家庭の雰囲気も変わるし
子どもの気持ちも変化するのではないでしょうか?
まずは親が気楽に集まれるサロンを提供しようと思います
あせらず出来ることからはじめて見ましょう

<ホタルブクロが咲きました>