谷津ミュージアムには、二年ぶりの観察であり、梅雨時期でもあり天候不順で開催が危ぶまれておりましたが、暑い雲に覆われ、むしろ日差しを和らげた観察日和であった。3人の市民と、小学3年生(男子)}が特別参加でしたレンジャー6人の計10名で東我孫子駅前を出発。
スタートに先駆け、街並みを歩くにも、トンボ(ノシメトンボ)の確認を提案され、全員が電線やら、植垣に目を投じ、街並みを心一つになったのでした。ちなみに駅から谷津入口までの区間で210余匹であり、以前は800匹ほど確認された話を聞き、その減少に驚かされました。
ウサフジの美しい富士色はフジの花によく似た色から名つけられたそうです。ノシメトンボをはじめ、オオシオカラトンボ♂・♀、多くのトンボ、ベニシジミをはじめ多くのチョウに加え、アオダイショウ、アメリカザリガニ、「エゴのネコアシ」、熟した桑の実を食した時は昔が懐かしく思い出された瞬間でした。トンボやチョウの出会いは、その日の出会いが、運なのだと聞き、本日は、とても良い日であったと感じたことと、谷津の自然は、我孫子市や市民活動団体の人々のご苦労が自然を保たれていることだと感じながら帰路につきました。