さくらびレポート59〜なつかし写生大会報告④様々な思い出が絵に

櫻ヶ岡中学校の中平です。なつかし写生大会には、多くの方々がそれぞれの思いを持って参加してくださいました。水彩画協会の方々は、場所とりもすばやく、的確でした。作品は当然ですが、色が美しく、その画面の大きさを感じさせてくださいます。初めてこの学校にこられた方がほとんどのはずですが、櫻中らしい雰囲気を出しながら描かれており、感動しました。

いろいろな人が参加してくれました。写真は、部活動で来た合唱部の生徒。昇降口で人を待っていましたが、「ひまなので、描いていいですか?」と写生を始めました。「完成させて、また持っていきます!」とのこと。気軽に参加できるのが、写生大会のいいところですね。

卒業生の方々は、「自分は、ここを描きたい」と構想を持って参加してくださいました。「私は、昔から気になる場所ということで、体育館の裏を書きました」と笑顔で答えてくださる方など、いろいろな場所を描いてくださり、本当にありがたいです。
 写真は、給食などを配るコンテナ室の東側を書いてくださった方のスケッチブック。なんと、数十年ぶりに、このスケッチブックを使ったそうです。校舎への思いというか、学校を描くということは、本当にその人の思い出を呼び戻すんだなあと感じました。「こういう機会があったから、学校を見に来ることができました」と言われると、ああ、やって良かったなあという思いを持つことができます。地域の皆様、本当にありがとうございました!!8月29日のさくらびアートプロジェクト2009で、展示しますので、是非ご来場ください。

翌日の信濃毎日新聞朝刊です。