第1回不登校サポートサロン講演会 片倉和彦先生

講師 片倉和彦先生(双葉会診療所)

日時 6月28日(日)14時〜16時
場所 立川女性総合センターアイム
参加者 保護者5名、ボランティアスタッフ12名

片倉先生の講演はとてもユニークなものでした。
まず、手話を使って参加者の誕生月をきき合うゲームをしました。
先生は、声を出さない交流はほっとするとおっしゃっていましたが、
手話によるコミュニケーションは、
声を出さないという不自由さがあるゆえに、
相手に伝えようという気持ちや相手の伝えたいことを
分かろうという気持ちが直接伝わってくる感じがあって、
どこか安心できる感じがしました。
その後は、先生の幼児・思春期時代についてのクイズをやりました。
クイズは先生の過去を振り返る面白いもので、
それをやりながらなんとなく子どものイメージがわいてくるように
工夫されたものでした。
先生はゲームやクイズの賞品として、
自分の畑でとれた豪華農産物なども持ってきてくださり、
参加者にとっては、楽しみながら息抜きをして、心をときほぐすような、
不思議なひとときになったのではないかと思います。

<参加者の感想>
*心からホッとしました。大人同士でゲームしたり、
笑ったりって日常では全くないことですよね。
何だか肩の荷がおりたようです。不思議な時間でした。

*びっくりしました。
重い気持ちの時に気持ちが軽くなりました。

<ボランティアの感想>
皆さん積極的に参加されていていい雰囲気でした。
野菜を景品としてもらえるというところで、とても盛り上がったと思います。
始めのうちはどんなことをやるのかまったくわからなかったけれど、
話を聞いているうちにのめりこんでいきました。
思春期というとてもナイーブな時期の
子どもとの関わり方について考えさせられます。
(M.Y)