「女と男 共に生きるフェスティバル」

またまた 事後報告です。

 6月27日28日 いこいの会が登録しているTAMA女性センターのTAMA女と男が共に生きるフェスティバル」2009が行われました。
女性センターが生まれて10周年という記念すべき会で これまでの「ともフェス」の実行委員さんを招いて フェスティバルの昨日 今日 明日と題してそれぞれの想いを語っていただいてオープニング。

27日には いこいの会が会場のお手伝いをしました。

〜介護家族の視点で演じる・語る認知症〜
と題して 都内の介護者ネットワークの仲間で作った劇団の寸劇と若年認知症「彩星の会」の代表 干場功氏のお話がありました。

寸劇は 認知症の人の初期受診と運転免許に纏わるものでした。

家庭での一齣。医師と家族のやり取り。
認知症というときりきりするものが多いのですが ほんわかとした極々ありふれた家庭で本人 妻 娘 息子のやりとり。
また 医師の認知症の説明。
運転免許を取り上げる事よりも「何故運転するか」に目を向けて支援していくことの大切さを訴えていると感じました。
認知症の人を阻害することなく 支援し共に生きるために必要なことのお話は胸に沁み込みました。
シナリオを担当してくださったのは 介護経験のある方。
演じてくださったのは アラジンのボランティア経験者。他にいこいの会や都内の介護者の会に足を運んで介護者の心理を学んでおいでの首都大学院生の方。
MRIの写真まで登場しました。

ご覧になった方は「良かった!」と言う感想が…。
寸劇の最後に「バス通り裏」のテーマソングが…。
手拍子も入り みんな口ずさんでいました。

その後 干場さんのお話。
「彩星の会」のメンバーが遠く離れた土地に移り住み地域に溶け込んで行ったお話を聞かせて戴きました。

どちらも 地域に暮らしていくためのヒントがちりばめられていました。

展示室では 会の活動展示を行いました。
テーブルに置いた 認知症早期発見のための説明入りの認知症かなとチェック用紙が消えていくのが早かった。
皆さん 気になっているのんだなぁと感じました。