3ヶ月で変わった!思春期親子の会話〜その2

(その1の続き〜 一部 以前の日記の重複があります)

お母さんは、Bさんのために 今の気持ちのところに一緒に
居てあげるようにして
友達のことを ゆっくり丁寧に 聴いてみました。
「学校で 友達は どうなの?」

すると 娘さんは・・・人付き合いが悪いというよりは
「人の話を聞く分にはいいけど、自分からしゃべろうとすると 疲れるから・・
なかなかしゃべれないんだ。」

人付き合いが苦手、そう決め込んでいた お母さん。
お母さん自身も 人付き合いに苦手意識があったので、 娘さんもそうなんだ、
とわかって 少しほっとしました。

「今まで 決め付けていたのが、悪いところを探すんじゃなくて 
レッテルをはらずに 娘の様子を聞いてみるって 大事だなって思ったのは、
そこなんですね。公平な目で見ることですね。」

「もう1つ 気がついたのは
所属している クラブの前の顧問の先生と 案外 話が合っていたみたいで
お友達だけじゃなくて、先生とも 話をするんだ、とわかりました。

娘はバレエをしていたので 体の構造に興味があって
その先生は 漢方に詳しいらしくて、ここを押すと ここが治るのよ、とか こういう漢方薬が利くのよ、
と言ってました。

親が そんなにお友達 お友達って 言わなくても 同じ年代の友達も大事だけど
学校の中で 楽しい想い出が残れば、先生とも いい関係で過ごせた
ことが 記憶に残って、いいのかな〜と 思えるようになりました。

今まで 親(わたし)が 聞き足りなかったのかな、と思っています。
娘のことを良く知っているようで 外に出ている学校の娘が
周りの人と 話をしたり できていることを 実感できて ほっと しました。

娘が 普通にしゃべるようになったのが 不思議です・・。

わたしが 普通に接すれば、
本当は言いたい事がいっぱいあって 急に普通の態度をとったら、
少しだけ 私の様子を見て 
もう出かけるときでも 顔色を見ながら、外に出た時点で
「今日は 何があった〜。この間は何があってね〜」と話しだしたことも あります。

また 学校では 1番前の席で 先生が近くに見えるので
「この先生は こんな〜〜なんだよ。いちいち、聞くんだよ」とか
先生の服装のことについても
「A先生は すごくおしゃれなのに B先生は いつも同じ服を着てるの。」

部活の先生と 共通の話題で盛り上がったこと
担任の先生の面談も 趣味の話で 予定時間をオーバーするほど 話せたそうです。

また お母さんは 娘には友達がいない、自分がそう思い込んでいたことに気づきました。
友達の話も 出てくるようになりました。
「テニスの授業の時ね Cさんは〜だったの。」

そして 趣味の音楽のことでは フルスコアの楽譜を買って 
本を買って 「ここは こうなんだよ」と 変わったことに熱中するのを見ることや 
人形劇部で 自分の人形を
「ここは、こだわりたいよね。」と言いながら
職人みたいに作っています。へ〜と思いながら、適職はあるんだろうな〜と思いながら関心するお母さん。

「おかげ様で けんかもしていません。」

この経験から お母さんが 何を学び これから どうしたいと思っているのか
(その3へ 続く)
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聴く時間を 大切にして、ちゃんと向かい合って 聴いてあげるお母さんの姿と
細かいことまで お母さんに話をする娘さんが
見えるようです。
その中で 思い込んでいた娘さんでなくて、今の生身の娘さんへの理解と尊重の
気持ち 寛容な気持ちも 広がっていますね。
話を聴く時間は だんだん お母さんの喜びの時間にも なってきました。

そして 娘さんは心が満たされて 更に話を自分からするようになり、
周りにも 目を向けて 主体的な面も 出てlきました。

どうぞ 週末 お子さんの話を 聴いてあげてくださいね♪
お母さんの 最高の笑顔を 向けて。