軽度外傷性脳損傷

交通事故で高次脳機能障害になっても、画像診断で損傷が現れていない場合、受傷直後の意識喪失が無かった場合には、自賠責保険では非該当か頸部損傷で14級か12級の認定に止まる運用されるに過ぎません。
 このような、いわゆる鞭打ちについての本が発売されました。事故後のむち打ち症を診てきた整形外科医が、むち打ち症でも脳損傷が認められる症例を沢山あげ警鐘を鳴らしています。

☆ 著者:石崎 徹
☆ 出版社:金原出版
☆ 価格:3,990円
☆ 発行:09年2月
☆ 内容:鞭打ち損傷に関連した軽度外傷性脳損傷=鞭打ち関連脳症(WAE)は、どのようにして起こるのか。WAEの臨床症状や画像所見、WAEを取り巻く世界・日本の現況、脳脊髄液減少症(CSFH)との関係などを解説する。