京島キラキラ橘通りの美味しい商店街と、あづま湯

「ふろいこか〜」行けなくてごめんなさい。皆様お疲れ様でした。最近新聞、テレビでも銭湯取り上げられることが増えていますし、関心が高まっているようですね。東京でも何か活動ができればと思います。とりあえずレポート、途切れないようにがんばります。

先日曳舟湯のライブでおじゃました墨田区の京島は、一般にはあまりなじみのない場所かもしれません。まず、駅名にありませんし、なにか名所の近くでもないです。意外に交通は便利で、最寄駅は京成押上線の京成曳舟駅、それから東武伊勢崎線の曳舟駅、ここへはJR亀戸から東武の支線もやってきますから、いろいろな行き方があります。

京島にある商店街の一つ、街の中を抜けるキラキラ橘通りの商店街は近年人気上昇中で、その原因は、食品系の充実度のようです。衣類、雑貨中心の商店街は、スーパーや百貨店にどうしてもかなわないので、お客さんの足が向かないのかなあ。その点食品系、たとえばコロッケとか、焼き鳥とか、匂いにつられて買うもの、立ち食いしたくなるものは、スーパーではまねできないでしょう。

京島の商店街はどのお店もお客さんに訴えるパワーがあるように感じます(食いしん坊の人だけがそう感じてるんじゃないか説も)。寡黙に食べてみてよと「気」を発散しているコッペパンのお店なども必見、じゃない必食だと思います。

京島は銭湯密度が高い場所ですが、あづま通り商店街に面して、キラキラ橘通り商店街にも近いところにあづま湯があります。入口はモダンな感じで、買い物のついでに寄る方が多いのか、お客さんで賑わっています。

さて、中に入ると、立地場所の関係でどうしてもそうなってしまったんでしょうか、男湯側は脱衣場、浴室ともに窓がありません。女湯側には窓があるようです。ちょっと重い雰囲気になってしまっています。でも脱衣場、浴室とも十分な広さはあって窮屈な感じはしません。光が入らない影響か色あせて見えるのは気の毒ですが、ガラス戸、床のタイルなども明るいもの、浴室の奥の壁の絵は雉と花のモザイクタイルでとても華やかです。

あづま湯 墨田区京島2−10−5 15:00〜24:00 水曜お休み。京成曳舟駅から5分、東武曳舟駅からも近いです。