クレーム電話から 聞きたい言葉は〜

おととい、私は 電話番号を間違えて
間違いFAXを送ってしまいました。

私は届いたと思っていたのですが
突然、知らない人から 電話がありました。
「どうして 私なんですか?」
知らない私から FAXを受け取ってしまった
Aさん(女性)です。クレーム電話でした。

すぐに 誤送に気がついて 丁寧に
誤りましたが、Aさんは それでは おさまりません。
「どうして 私なんですか?」
Aさんは 自分が納得できる 質問の答えが ちゃんとほしかったんですね。
私は それに応えるAさんのための言葉を返す必要がありました。
(電話番号を 私の不注意で 間違えてしまって・・)
いえいえ、Aさんが 求めていたのは この答えでは ありません。
聞きたいのは 「どうして 私なんですか?」なのです。

私は 書類の袋から リストを捜し始めましたが
少し焦っていたこともあり、なかなか 見つかりません。
「ごめんなさい。今 見あたらないので
パソコンを開いて フォルダを開けますから 少し待っていただけますか?
本当に ごめんなさいね。」
なるべく、Aさんのペースにあわせるようにしながら
言葉も穏やかに 伝えました。

Aさんは 待ってくれました。
私のPCのフォルダが開きました。
「待っていただいて ごめんなさい。
今 フォルダを開いてます。これから 確認をしますね。」
「Aさんの番号をお聞きしてもいいですか?」
Aさんは 番号を言いました。

「あ、わかりました。
私が FAXを送りたかったのは Bさんですが
2つの番号を 逆に読んでしまったんですね。私。
ずいぶん 待っていただいて すみませんでした。
私がBさんのつもりで 〜番にかけたので、
Aさんに間違えて届いてしまったんですね。
これからは 十分気をつけます。今回は どうも申し訳ありませんでした。」

Aさんは それ以上 不平不満を言うことなく 電話を切りました。
Aさんなりに 私の質問の答えに 納得してくれたかなと 思います。

だいたい こんなやりとりでした。
Aさんが 投げた言葉のボールを 落とさないように
Aさんが 最後に 納得してすっきりできるように
そのためには 相手が 何を求めているのか、それをつかんで
言葉を省かないで 答えていく。
 
言葉と その姿勢が伝わったらいいな〜と 思います。
わたしの失敗談でしたが いい勉強にも なりました。

暑いですね。今日 わがやは クーラーをやっとつけました。
冷蔵庫の中は 桃がたくさん 並んでいます。夏!本番。
すいかは これから ・・・・さぁ、もりもり食べて いきましょう。
でも お腹をこわさないように・・・