9月5日に開催予定だった、「空知アートバスツアー」
申し込み人数がバス運行の最小催行人数に満たなかったため、中止となりました。大変申し訳ありませんでした。
この日、滝川では「太郎吉蔵フェスティバル」というイベントが行われており、オープンカフェと、「SAPPOROショートフェストinたきかわ」が開催しているということで、遠藤が電車で滝川まで行ってきましたので、その様子をレポートします。
岩見沢から滝川までは、普通列車で約40分、特急だと20分ほどで着きます。
滝川駅近くにある「太郎吉蔵」は、1926年に建てられた醸造米の貯蔵倉庫だったものをイベントホールに改装。NPO法人アートチャレンジ滝川が企画運営して、これまで様々なイベントを行っています。かつて滝川が商業地として繁栄を誇った頃の歴史を伝える貴重な建築です。
イベントの運営は、地元のボランティアの方や、アートチャレンジ滝川を応援する札幌のデザイン会社の方、ショートフェストの実行委員の方などで、市民のお客さんも多く、蔵の前のオープンカフェも賑わっていました。デザイン関係のお仕事の方が多いせいか、おしゃれなおじさまやキレイなおねえさまだらけで、ちょっとドキドキする遠藤(汗)
おしゃれなスイーツセットを頂き、「SAPPOROショートフェストinたきかわ」の上映会が始まりました。
SAPPOROショートフェストは今年の秋で第4回目の開催となる国際短編映画祭で、札幌に世界各国から優れた短編映画が集まる、国内最大の映画祭です。
この日はその中から選りすぐりの6本を上映。2008年に上映された3本と、今年の10月に上映される予定の3本を上映ということで、札幌よりも滝川の方が先行上映です。ちょっと得した気分になりました。
おもしろかったのは「八人の侍」という映画だったのですが、黒澤明の「七人の侍」が実は最初は侍は8人だったが黒澤監督が途中で台本を書き換えると言い出して・・・映画スタッフの混乱、主役を降ろされてしまう役者の悲劇などをユニークに描いた「世界のクロサワ」映画のサイドストーリーというフィクションです。出演の役者さんは全員日本人で台詞も日本語ですが、これはアメリカ人の監督が撮ったもので、映像はモノクロ映画、昔の黒澤映画を見ているかのようでした。脚本、照明、音楽など日本の映画を研究しつくして作ってあるという事で、とても感心しました。
他の作品も実写やアニメ、国もさまざまで、とても充実した上映会でした!
今年の10月に開催される「札幌国際短編映画祭」では、97カ国、103本が上映されるそうです。ぜひ足を運んでみてはどうでしょう!
ところで、蔵の周辺には、かわいい羊がいっぱい。
もこもこちゃん。
短冊がかかっている、願い事ひつじちゃん。
このひつじは「ラムちゃん」という「ジンギスカン王国滝川」のキャラクターだそうです。
タッキーくんという男の子のひつじもいます。
こちらのブログに掲載。
このラムちゃんをたくさん展示するイベントを企画中だそうですが、詳細は後日お伝えできるかと思いますので、お楽しみに!
ということで、滝川でもアートな取り組みをして、街を元気にしようと頑張っている人達がいます!今後も「空知」つながりで一緒に企画ができればいいと思っています!
↓イベント情報などはこちらのホームページをチェック↓
NPO法人アートチャレンジ滝川
(遠藤歌奈子)