平成21年度草加市まちづくり講座のご報告〜風土-Kazetsuchi-の事例から②〜

前回の記事から、更新が遅れてしまいました・・・。

前回は、まちづくり活動のポイントとして、
(%星%)継続性
(%星%)必要性
(%星%)地域住民の理解
(%星%)実現可能性
(%星%)発展性

の5点が重要であると書きました。この点に関して、私が話した内容を書いてみたいと思います。

草加市では、ふるさとまちづくり応援基金というまちづくりの助成金制度があるのですが、その制度を通して助成金を申請する際の審査のポイントとして、以下の5点が書かれていました。

①団体の活動・企画の目標や問題意識の明確さ
②先進的・個性的な取り組み・活動
③自立した活動を継続・発展できるか
④助成が有効に活用される活動計画か
⑤市のまちづくりや他の市民活動に波及する効果が見込まれるか

この5点を見ていると、私が書いたまちづくりのポイントとと一致しているように思いませんか?(%ひよこ%)

①の目標や意識等の明確さというのは、まちづくりポイントの「必要性」に当てはまると思いました。問題意識というのは、「地域や住民にとって本当に必要なのか」という地域のニーズや問題点を明らかにすることで、芽生えるものだと思います。また、問題点を明らかにした上で、企画の目標も明確に定まってくるものだと思います(%ニコ女%)。

②の先進的・個性的な取り組みというのは、同様に「必要性」に当てはまると考えました。それぞれの地域で必要なもの=地域それぞれの独自性 が現れてくるはずなので、「地域や住民にとって本当に必要な企画」であれば、必然的に個性的な取り組みになってくるのではないでしょうか?(%ニコ女%)

③の自立した活動の継続・発展、「継続性」と「発展性」に当てはまると思いました。
会の活動を自立させていくためには、まずその企画が1年で終わってしまってはいけないですよね。企画を通して自立に向けた活動をしていくことや、企画を行うことによって、皆さんの活動がさらに発展していけるのか、というところが重要だと思います(%ニコ女%)。

④の有効な助成金の活用、「地域住民の理解」と「実現可能性」に当てはまると思います。みなさんの企画が本当に地域の人に受け入れられていて、必要とされていて、さらに適切に実施されていれば、助成金は有効に活用されたといえるでしょう(%ニコ女%)。

最後に、⑤の波及効果「必要性」に当てはまると思います。地域や住民にとって本当に必要な企画であれば、活動を継続していくことによって、つながりがどんどん広がっていくと思います(%ニコ女%)。

このように私が挙げたまちづくりのポイントは、草加市の場合においては、助成金の審査の重要ポイントと一致していることが分かりました(%笑う女%)。

それでは、これらのポイントを全て網羅した活動を行うにはどうすればよいのでしょうか?

その点については、次回のブログに掲載したいと思います。(かえこ)(%笑う女%)