体も心もぼろぼろにする恐ろしい薬物乱用

吉川武彦 少年写真新聞社 より

正しい自己判断は正しい情報が与えられて始まります
自分で情報を集め自分で判断するということ
そして自分で選択し自分で自分の責任を持つという事が重要なのです

今日の子育てではその根底になければならないはずの
「自分らしさ」を育てることをしていません
その結果が「自分は誰にも迷惑をかけていない」とか
「自分の体がボロボロになっても構わない」
ということを言わせてしまう

子どもが生きるためには依存できる「人」が必要です
依存を十分に受け止めてもらえなかった子どもは
「人」への依存から「物」への依存に向きを変える

人によって満足を得るのではなく物によって満足を得るのです
「物質依存」の始まりです

欠けていた人間関係を十分に補充し
互いに信頼し得る人間関係を体験してもらうことが
乱用や依存から脱却する遠いようで近道なのです

状況の悪化
①マスコミの影響で罪悪感が低下
②核家族化の中で溺愛、過干渉、放任等の傾向
③競争社会の成績至上主義が子どものストレス
④社会生活の経験不足により劣等感、屈辱感、挫折感からの逃避

・・・・・これまで数十年間行われてきた薬物乱用防止教育が
どの程度予防効果があるのか検証が必要ではないでしょうか?・・・・

<にらの花はとてもきれいです>