Nプロジェクト実行委員会代表の中平です。今年で6回目のとがび!なんと入場者数は二日間で1012人。すごいです。おおくの地域の方々が来場され、常に会場はごったがえしている状態でした。何より、多くの方が来られることで、中学生の成長が促されると考えています。来場された皆様、協力して下さった作家さんや関係者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
簡単に二日間を振り返ります。一日目の午後は、パネルディスカッションを初めて行ってみました。美術教師以外の方々による美術や、アート、美術教育について討論しました。中学生キッズ学芸員と、とがび卒業の高校生、保護者、作家です。私個人としては、保護者の児玉さんの言葉「5教科は塾でもできるが、とがびはできない。今しかできないことを学校ではやってほしい」が、勇気づけられる気がしました。
美術部2年生が、作家・久恒さんと共同制作した「アリス」の作品が良かったです。中学生の気配を感じましたし、こういう空間は、女子中学生は好きだろうなあ、大人の自分は今、そのココロの中に迷い込んじゃったかなという不思議な感覚になりました。中学生の時期でないとできない作品です。
そして、今回のメガとがび09最大のヒット作品!!である桃蓮華鏡によるリサイタル。見る人の心をわしづかみにして離さない!!男子中学生による完全自己プロデュースリサイタル。カラオケテープ、トーク、サイン会、歌唱など全て時間設定や音響設定など完璧にコントロールされていました。そして、歌がうまい。気持ちよかったです。
そして、最終日校庭で行った丸子修学館高校美術部によるパフォーマンス。校舎内で行った中学生時代の思い出を書いた紙を焼きました。想定外の展開?もありましたが、美しく、はらはらどきどきし、謎を残し、いろいろ考えさせられた作品でした。
予想外の発見が次々と起こったメガとがび09。新しい予感を感じさせてくれました。詳しいレポートは後日行っていきます。