長野市立櫻ヶ岡中学校の中平千尋です。アサヒビール芸術文化財団事務局長であり、アメリア・アレナスをいち早く日本に紹介したパイオニアである加藤種男さんが、長野県千曲市戸倉創造館にて講演会を行います。第63回を誇る長野県美術教育研究会更埴大会の一環として講演会が行われます。演題は「創造教育が社会再生の鍵」。
教育者や、学者、画家や彫刻家が講師として招かれることが多く、多少閉鎖的な県美研の講演会に、スーパードライを世に生み出した改革派の企業であるアサヒビールの顔としての加藤さんが、美術教育の意義と価値について語られることは、とても意味のあることだと思います。「美術教育は美術関係者にしか語ることはできない」と考えている方々にこそ、必見の価値ありです。
美術教師はもちろん、学生、行政担当者、地域の方々にも聞いていただきたいと思います。皆様、是非お集まりください!!
●加藤種男氏プロフィール
アサヒビール大山崎山荘美術館、アサヒ・アートフェスティバルのプロデュースなど、1990年以来、同社の文化活動を推進。あわせて、企業メセナ協議会研究部会の部会長として、わが国の企業メセナをリードし、「文化政策10の提言」(2007年)、文化による地域再生「ニュー・コンパクト」(2009年)を取りまとめる。
また、「創造都市」の旗振り役として、自治体への文化政策提言を推進し、2004年から横浜市芸術文化振興財団専務理事を兼務。
NPO活動の推進にも取り組み、アートNPOリンク理事をはじめ、日本NPOセンター評議員などをつとめる。
ヨコハマ・クリエイティブシティー・センター(YCC)館長、大佛次郎記念館館長、埼玉県芸術文化財団理事、文化経済学会理事ほか。
著書:『新訂 アーツ・マネジメント』(共著) 『環境経営戦略事典』(共編著)など。
2008年 文化庁芸術選奨文部科学大臣賞 芸術振興部門 受賞
●演題「創造教育が社会再生の鍵」
●講師:加藤種男氏(アサヒビール芸術文化財団事務局長)
●日時:平成21年11月13日(金)午後2時10分から午後3時40分
●会場:長野県千曲市・戸倉創造館
●一般の方は入場料無料です。