せんだい・市民の森を創る会 会報No.12より

●「観察会これが里山」を実施
東北学院大学教授平吹先生を講師にお迎えして
9月14日(日)に一般参加者も含め24名で泉区堂
所の棚田の観察会行いました。人間が生活を営む上で、
使い山として里山を形成してきたことを棚田を前に
解説していただきました。また、棚田所有者の早坂さ
んからも里山のエピソードをお話いただき、参加者は
興味深げに聞き入っていました。

【右図:棚田を前に平吹先生の解説を聞く】

【棚田の散策あぜ道を一列で】

●「秋の仁田谷地・森の手入れ」を実施
10月19日(日)宮城中央森林組合の柏原さん、阿部さ
んを講師に仁田谷地・市民の森で一般参加者を募集し
「里山の手入れ」を解説していただきました。
また、一般参加者には鎌の使い方を教えていただき、実
際に下刈を行ってもらいました。このほか、間伐の実演
も行い幹周80センチメートル高さ12メートル程の
コナラの木がねらったところに正確にたおれる様子を
みて歓声を上げて驚いていました。
【右図:一般参加者のシンボルツリー周辺の下刈作業】

【伐倒したコナラをコースターにして持ち帰り】
昨年から引き続き行ってきた泉区中央市民センターと
の共催事業「森杜塾」は4回の事業の全て終えました。
一般参加者からは、「また、来年も続けてほしい」との
継続を望む声もありました。

●水守の里・七ヶ宿で炭焼き体験ボランティア
【10月26日(日) 炭焼き体験施設で炭を掘り出す】

炭焼きは地球を救う!
化石燃料の燃焼で発生する硫黄酸化物は、大気中で硫
酸となって風で移動し、雲に溶けて酸性の雨になり、樹
木の周りを通過する時は、硫酸を樹木に塗り付けて行
く。
霧の発生や朝露で樹木が濡れると、効率良く大気中の
硫酸を吸着し、水分だけ蒸発して硫酸は100%その場に
残り、次の雨が降るまで濃縮と蓄積を繰り返し、雨はそ
れを根元に洗い落とし、土壌まで酸性化する。
……酸性化した土壌の中和は、樹木を炭化した炭が最
も有効である。
……地球環境を回復し、地球を守る方法は、立ち枯れ
木や、植林したあとの間伐材を葉から根元まで炭にし
て、酸性土壌に撒いたり、燃料として使用することが、
副産物も電気の消費も少なく、最も有効な方法のひとつ
と考えられる。
〜「針葉樹の立ち枯れと炭の力」(大森禎子)より抜粋

通常活動日
● 第1 土曜日役員会
● 第1 第3 火曜日ワーキング日
● 第3日曜日定例会
【11月の予定】
11月16日(日) 道中庵イベント第二団
「街のオアシス・道中庵に親子で集まろう!」
内容雨天決行
午前9時30 分集合・受付
午前10時手作り竹ほうきで落ち葉集め
堆肥をつくろう!
午前10 時50 分竹で遊ぼう!
竹とんぼ・竹の首飾りを作ろう!
午前11 時40 分いぐねってなあ〜に?
ビデオで見て、お話を聞く
午後12 時いただきます。「芋煮はっと」
村山美惠さんの「篠笛を聴こう」
午後12 時30 分終了予定
11月中・・・次年度事業計画
花王予算申請
【12月の予定】
12月21日(日) 定例会
午前10時〜 葛岡墓園管理事務所集合