「戦争と平和」 古川純 山内敏弘著

岩波書店より

*戦争の起源とは中石器時代から新石器時代にかけて
(紀元前1万年頃)農耕社会が成立し蓄えや富が生まれ
それらを確保しまたは奪おうとする多かれ少なかれ政治的な
権力が登場した段階から戦争が行われるようになった

*戦争の本質は究極的には武力を持ってする
人間の人間による殺傷にある
それは人間の尊厳の根底的な否認を意味している

*消極的平和とは戦争のような直接的な暴力がない状態
積極的平和とは構造的暴力がない状態・・・・飢餓、貧困、抑圧など

*平和の反対語は暴力・・・構造的暴力は資源の不平等配分=社会的不正義

*絶対君主制や人民の専制支配は必ず戦争の原因を国内に含んでいる

<イヌタデはアカマンマとして親しまれています。