芸術の秋♪ 八尾・高安流『芝能』満喫!

私が暮らす大阪府八尾市は、

旧石器時代の遺跡もある、歴史ある街です。

私のような先祖代々八尾で暮らす人は、

『八尾LOVE』(=「私は八尾が好きやねん!」って大声で言える人♪)

な人が多く、結婚しても子ども・孫世代と八尾で暮らす人が多いです。

(働く場所もありますし、大阪市の隣という事も関係しています)

『八尾LOVE』の人が多いのには、

その『歴史の長さ』にあります。

よく比較対象するのが、北隣の東大阪市です。

東大阪市がある場所は、昔は海で、それが水が

無くなって来て大きな湖になり、川の河口になって、

そして『鴻池新田』等の田畑や人が暮らすようになりました。

八尾は昔からずっと陸地だったそうで、だからずっと人が暮らしていました。

ですので八尾という土地に愛着がある

(=八尾LOVEのDNAが積み重なって強い)んだそうです。

(写真は、心合寺山古墳→)

更に、東大阪市は戦後、布施市・河内市・枚岡市の

3つが合併した街ですので、『東大阪市LOVE』

というDNAが歴史的に薄いんだそうです。

そんな歴史ある八尾が誇る文化遺産の一つが、

能の一つのルーツである『高安流(たかやすりゅう)』です。

この高安流を、10年くらい前に古文書から、

坂上弘子さんという、ライフワークで八尾の歴史研究を

されてはる方が突き止められ、それが八尾にある古墳

『心合寺山古墳(しおんじやまこふん)』で再現されました(今年で二回目です)。

昔の能は、土(芝)の上で演じられたそうで、

だから『芝能(しばのう)』という名前がつけられています。

2001年の第一回目のユネスコ世界無形文化遺産に

『能』が登録され、そんな世界的に認められた

能のルーツの一つが私の暮らす八尾にあることが、

すごく嬉しいです。

この高安流・芝能をされた『高安ルーツの能実行委員会』の方々は

『“愛郷心”を「伝統文化」で育む』という

素晴らしいコンセプトを持っておられます。

私たち大人もそうですが、子どもたちが自分が今暮らす街や、

故郷を愛し、誇りを持つことが、自分や大切な方々を

生成発展させる為には、とても必要だと思います。

ってコトで、本当にステキなイベントでした(^〇^)!!!