福祉専門職向けセミナー2回目終了1

9月12日13日に開催いたしました「福祉専門職向け人と動物の関わりセミナー」の様子をご紹介いたします(%エンピツ%)

第2回目の今回は
(%紫点%)身体障害者補助犬(盲導犬・聴導犬・介助犬)
(%紫点%)ペットロス
(%紫点%)高齢化社会とペット

についてのお話がありました。

まずはじめに、日本盲導犬協会 訓練部ゼネラルマネージャー中村透先生より盲導犬や視覚障害についてのお話がありました。

一般の方が持つ視覚障害者のイメージは
・目が見えないから何にもできない
・白い杖をついている
・白状や盲導犬を持っている人は完全に目が見えていない
・視覚障害者はアンマの仕事をしている
というイメージを持っている人が多い

実際の視覚障害者は
・視覚障害者も普通の仕事をしてる
・白状や盲導犬を持っていても完全に見えていないわけではない
・聴覚が優れているわけではない(目が見えない分、周囲の情報を音から得ようとするので、音に集中している)
・就労している視覚障害者の中の3割がアンマの仕事をしている

実際には様々な工夫をしながら、日常生活を送っていて、一言で視覚障害者と言っても完全に見えていない方や少し光は感じる方、近くの物はぼやっと見える方など様々な方がいます。

次に、盲導犬のお仕事内容のお話がありました。

盲導犬は視覚障害者の歩行を手助けしてくれます(外出を手伝ってくれます)。ですので、視覚障害者の日常的なサポートをすべてしてくれているというわけではありません。
しかし、一人で外出できる、外に出られるようになるというだけで生活は変わります。

盲導犬は左側の壁にそって歩きます。育成団体によっては左右両方について歩けるうようにトレーニングしている団体もあります。

盲導犬は障害物を避け、目的地までユーザー(使用者)の指示を受けながら誘導します。(盲導犬に目的地を言えば自動的に連れて行ってくれるわけではないありません)

盲導犬の育成や日本盲導犬協会の新たな取り組みなどのお話もありました。
盲導犬について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

受講者からも多くの質問があり、充実したセミナーとなりました。

次回は聴導犬のお話です(%音符1%)(%音符1%)

お楽しみに(%笑う女%)