◆第1回 箕面ホタルシンポジウム by川の活動交流会
〜ホタル舞うまちをいつまでも〜
日時:2009年11月1日(日)13:00〜
場所:みのお市民活動センター 会議室
第2回 山とみどりの市民イベント参加企画
<プログラム>
第1部 箕面の各河川とホタルの現状・課題について
・箕面のホタルについて(石田 達郎)
・箕川について(八木 昭仁)
・鍋田川について(大原 とも子)
・箕面川について(市村 晃)
第2部 専門家からのアドバイス
・ホタル生態の観点から(遊磨 正秀)
・河川環境作りの観点から(楠 哲矢)
第3部 総合討論・意見交流(コーディネーター 谷上裕二)
・情報交換、来場者との質疑応答
川の清掃・整備活動をされている方々や、ホタルに強い関心を
持たれている方々が30名以上つめかけ、会議室は熱気で満員
となりました。
箕面のホタルや川の状況が報告されたあと、専門家の立場から
遊磨さんと楠さんがアドバイス。その、わかりやすい解説に、
会場からも感心と納得の反応が。
ホタルにとって、どんな環境がよいのか、河川の治水構造の基本
は何なのか、どんな工夫が必要なのか、具体的な解明が行なわ
れていきました。
箕面の川は変則的だが、どの川もホタルが棲めそうな環境だ。
ホタルの幼虫にとって、川底の「浮石」はとても重要だ。
川の人工物や工事も、ホタルにとってプラスになる場合がある。
ホタルの数が減ったからといって、すぐに心配なわけではない。
川の上流部にホタルがいれば、下流域に広がる可能性はある。
希望の持てる議論が続いたあと、話はカワニナやホタルの種類
や養殖・放流にも及び、第2回のシンポジウムへと期待が膨らむ
まとめとなりました。