狭山池博物館の建築として最大の売りである、アプローチの滝が止まっている。
電気代を節約すべく、冬季の12月から2月末まで運転停止をする。今年度に入ってからも、1日の運転時間を3時間程度に制限してきた。
確かに、この寒くて風のある時期に、来館者に滝の飛沫を強制的に浴びせ、風邪でもひかれたのでは申し訳ない。

先日、下段の水庭の水を抜くことになった。
水庭の周囲に巡らせた通路の鉄部の塗装をすることになったのだ。錆で浮いた古い塗装をかき落としてその上に塗装をしたら、見違えるようにすっきりとした。毎日見ていると汚れていたことに気づかなくなっていたのだと…はっとさせられた。

やはり建物も日頃の手入れが必要だ。10年過ぎれば少しは手を入れてやらないと草臥れてしまう。やはり、連れ添って行くには気配りと手入れが欠かせない。