青梅街道鍋屋横丁交差点、鍋横商店街と照の湯

阪神淡路大震災復興15年イベント、神戸市灘区の「元気アップ地蔵ウォーク」+「銭湯半額入浴」行ってきました。私は、灘温泉(六甲道)で入浴しました。灘温泉はじめ灘区の銭湯の皆さま、「出張銭湯アート展」&「似顔絵」の皆さま、ありがとうございました。お疲れ様でした。
 さてまちと銭湯のほうは、杉並区から東へ、中野区へ戻ってきました。丸の内線新中野駅に近い鍋屋横丁は、ちょっと訳ありげな名前の商店街ですが、案内によると、妙法寺への参道、青梅街道から曲がるところに鍋屋という茶屋があったことに由来するそうです。今の商店街は十貫坂の方へ南下していきますが、江戸時代は途中で西に曲がって、大和湯や桜湯のある和田商店街へと続いていたようです。
焼き鳥の煙がもうもうと上がっていたりして、今も賑やかです。商店街にある和菓子屋さんで売られているのが鍋横最中。鍋の形をした皮の中に餡が入っています。「中野の逸品」コンテスト受賞作だそうです。

この鍋屋横丁交差点の近くに照の湯があります。三角屋根の建物で、脱衣場も新しく感じますが、浴室は伝統的な天井に湯気抜きのある木造で、少し幅は狭いのですがあまりきゅうくつに感じません。浴槽背景のペンキ絵が雄大で、本栖湖の富士山の絵が男湯女湯にまたがり、頂上はちょうど境の柱に、絵の端は側面にも回り込んできています。男女の境は欧風の湖のタイル。緑の入浴剤でちょっといい香りがしました。高温の方も東京西側標準でそれほどでもなく、ちょうどいい温度。肩こりに効く垂直に流れるジェットがありました。商店街の近くだけあってお客さんも多く、にぎやかです。

照の湯 中野区中央3−30−6 15:00〜24:30 土曜お休み 丸の内線新中野駅から5分