今年は「千年湯治」

今日は久しぶりに宮城県北部の温泉地・東鳴子温泉へ。おかみさんがいつものように「あがらいん(召し上がって)」とお茶を入れてくれます。
2005年から2008年まで、計4回行われた「GOTEN GOTEN アート湯治祭」ですが、今年は新たなステージに入るということから、名前も「千年湯治」に一新。アーティストを呼んでアートをやるという形態から、温泉街自身の潜在力を引き出すためにアートを使うという方向性をよりいっそう強く出したいと考えています。

ここが東鳴子で最も古く、天明年間に創業した「勘七湯」さん別館。かつては新婚さんなど特別な方の宿でしたが、現在は倉庫のような状態で、07〜08年の「アート湯治祭」では「勘七ギャラリー」として使用。今年は「こども旅館」の舞台となるほか、カフェに改装するというプランも出ています。
「千年湯治」のメイン会期は8月。この過疎の湯治場の取り組みをぜひチェックしてください。

門脇篤