昨年出版された本です。「在宅医療」は課題が山積しています。「在宅医療」を考えるときに参考になる1冊だと思います。
本書の内容
「住み慣れた自分の家で療養したい」。
「できれば最期までの日々は、思い出深いわが家で自分らしく過ごしたい」。そんな思いからはじまる「在宅療養」。自宅での療養生活では、どんな準備が必要なのか、誰に何を相談すればよいのか、深夜に容態が急変したり、突然呼吸がとまったらどうすればよいのか。
そこで「在宅療養」をスムーズに行うための具体的なノウハウを満載。一般の方はもちろん、医療従事者にも役立つ1冊です。
目次
第1章 「在宅療養」をはじめる前に
在宅療養を行う際のポイントを解説。
第2章 「在宅療養」に関する素朴な疑問
在宅療養にまつわる疑問をQ&A方式で解説。
第3章 それぞれの「在宅療養」
がんの患者さん、寝たきりの高齢者、認知症の患者さん、神経難病の患者さん、障害のある子ども。それぞれの状態別に在宅療養の進め方を解説。
第4章 「在宅療養」の現実と理想
在宅療養を選んだときの現実の問題点や将来性を解説。在宅療養に活用する制度も紹介。