櫻ヶ岡中学校の中平です。廃材アート2010作品紹介の第二回目。
作品名「memoriel water」。
なぜメモリアル・ウォーターなのか、というと、作者のおばあちゃんの家にあった「古時計」と、校舎の廃材である「水道の蛇口」を合体させ、その「蛇口」から、40年前校舎が完成した当時を写した「写真フィルム」が、流れ出ているからです。
この作品は、箱の中に入れられて、中を覗き込む設定になっています。箱の中と周りには、校舎を解体している場面を撮影した写真が白黒でプリントアウトされて、貼られています。
廃材の使い方が良いと思います。廃材は種類が増えるほど扱い方が難しくなると思いますが、うまく組み合わせています。見せ方も面白いと思います。